.PES ファイル形式
PES 刺繍データ
ブラザー・ベビーロックの刺繍データ形式
PES はブラザーとベビーロックの家庭用ミシンのネイティブ形式で、多くのベルネットや Deco の機種でも読み込めます。PES ファイルの中には、ミシンが実際に縫うデータである PEC ブロックが入っています。ここにはステッチ、ブラザーの糸パレットの色で表した色リスト、ミシンの画面用の小さなサムネイルが含まれます。StitchMyPic は PEC ブロック付きの PES バージョン1で書き出すので、古いブラザーのミシンでも現行のミシンでも同じように読み込めます。
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ミシン用ファイル:.PES.DST.JEF.EXP
PES の概要
| 開発元 | ブラザー(PE-DESIGN ソフト) |
|---|---|
| 対応ミシン | ブラザー、ベビーロック、多くのベルネット・Deco の機種 |
| 糸色の保存 | あり(ブラザーの糸パレットの番号として) |
| ステッチの精度 | 0.1mm |
| 1回の最大移動量 | 長い移動は自動的にジャンプとして書き込まれます |
| そのほかの内容 | ミシン画面用のモノクロのサムネイルを含む PEC ブロック |
PES 形式に保存される内容
PES ファイルは2つの部分からなります。PES セクションはブラザーの PE-DESIGN ソフトが使う部分で、埋め込まれた PEC ブロックがミシンが実際に縫うデータです。PEC ブロックには、0.1mm 単位の移動として表したステッチ、ジャンプ・糸切り・色替え、ブラザーの糸パレットの番号で表した色リスト、ミシンの画面に表示される小さなモノクロのサムネイルが入っています。
ほかのミシン用形式と同じく、PES が保存するのは針の位置で、形ではありません。ファイルの中に「これは高さ6mm のサテンの A」という情報はなく、そう決めた結果のステッチだけが入っています。
PES 形式の制限
- 色はパレットの番号です。画面に表示されるのはいちばん近いブラザーの糸で、元の画像の正確なコピーではありません。どの糸をセットするかの目安です。
- バージョンが多い。PE-DESIGN は長年にわたって PES のバージョンを追加してきました。新しいバージョンは主にソフト用のデータを追加するもので、バージョン1のファイルも現行のミシンで読み込めます。
- サイズ変更でステッチが伸びる。PES を10〜20%以上拡大・縮小すると、ステッチの間隔が広がったり詰まったりします。新しいサイズで書き出し直しましょう。
- サイズを決めるのは刺繍枠です。形式がデザインのサイズを制限するのではなく、ミシンの最大の縫製範囲が制限になります。
PES を読み込めるミシン
以下のメーカーのミシンは PES ファイルを読み込めます。メーカーを選ぶと、刺繍枠のサイズやデザインの取り込み方法を確認できます。
画像を PES に変換するコツ
- ダウンロードする前に縫い上がりサイズを決めましょう。ステッチはそのサイズに合わせて計算されます。
- お使いのブラザーやベビーロックが対応する刺繍枠(4×4、5×7、6×10 …)を選んでおくと、デザインが収まらない場合にエディタがお知らせします。
- 大文字は高さ6mm 以上、線は幅1mm 以上にしましょう。
- USB メモリには .pes ファイルだけをコピーします。ZIP に入っているほかの形式は、ほかのミシン用です。
PES に変換できる画像形式
PES についてのよくある質問
ほかのソフトで作った PES をブラザーのミシンで開けますか?
はい。正しい PEC ブロックを書き出すソフトなら、ミシンで縫える PES になります。古いミシンが新しい PES バージョンで保存したファイルを受け付けない場合は、古いバージョンで保存し直してください。PEC ブロックは同じです。
ブラザーには DST より PES のほうがいいですか?
ステッチの精度は同じで、どちらも0.1mm 単位です。ブラザーで PES のほうがいいのは、糸色とサムネイルを持っているので、画面にデザインが正しく表示されるからです。DST もほとんどのブラザーのミシンで読み込めますが、色は既定の色になります。
PES ファイルは編集できますか?
少しだけなら可能です。色替えの変更やデザインの移動は簡単ですが、文字の形を変えるのは困難です。ファイルには形ではなくステッチが入っているからです。サイズやレイアウトを変えたいときは、元の画像に戻って書き出し直しましょう。
